日之影町と延岡市北方町の町境にある鹿川地区は、綱の瀬川の源流に位置し、大崩山・日隠山・釣鐘山など九州山脈を形成する連山の麓にあり、大自然と豊かな水に恵まれた集落です。

基幹産業は農林業であり、水稲・ミニトマト・椎茸・肉用牛等を生産し、特に、冷涼な気候を利用したミニトマトのハウス栽培では、品質・反収とも高い評価を受けています。

鹿川の雄大な自然を生かし、渓流釣りや登山、川遊びのほか最近ではボルダリングなどのアウトドアを楽しむことができます。

鹿川地区交流センター｢つりがね｣となった鹿川中学校は、昭和22年5月、既にあった鹿川小学校に八戸中学校鹿川分校を併設する形で設置されました。昭和37年4月に鹿川中学校として独立し、少子化の影響により平成18年3月に閉校するまで、493名の生徒が卒業しました。