本文へ移動

令和4年度全国学力・学習状況調査の概要について

公開日 2022年9月9日

 

令和4年度全国学力・学習状況調査における日之影町立小・中学校の結果についてお知らせします。

1 実施日及び調査内容

(1) 実施日   令和4年4月19日(火)

(2) 調査内容  小学校6年生:国語、算数、理科、児童質問紙 

                             中学校3年生:国語、数学、理科、生徒質問紙

2    町内小学校6年生の結果

実施学校数・児童数

3校・27名

国語の結果

全国平均をやや上回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、自分の考えをまとめる 話合いを通して、互いの意見の共通点や相違点、利点や問題点等の様々な視点で整理し、自分の意見をまとめる活動を位置付ける。その際、異なる意見を自分の考えに生かせるようにする。
文章に対する感想や意見を伝え合い、自分の文章のよいところを見付ける 自分が書いた文章について、書いた目的や意図を相手に伝えたり、感想や意見を具体的に伝え合ったりする活動を位置付ける。その際、互いの文章を読み合うことで言葉の選び方や書き方の工夫を認め合い、自分の表現に生かせるようにする。

算数の結果

全国平均を大きく上回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
示された場面(果汁入りの飲み物を二人で等しく分ける)のように、数量が変わっても割合は変わらないことを理解している  日常の具体的な場面に対応させながら、割合について理解させる活動を位置付ける。その際、生活経験を基にした判断と、割合を計算で求めた結果を関連付けて考えられるようにする。
図形を構成する要素に着目して、ひし形の意味や性質、構成の仕方について理解している ひし形の意味や性質を基に、コンピュータを用いてひし形を作図する活動を位置付ける。その際、辺の長さと角の大きさに着目できるようにする。

理科の結果

全国平均を大きく上回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
自然の事物・現象から得た情報を、他者の気付きの視点で分析して解釈し、自分の考えをもち、その内容を記述する 自然の事物・現象に働きかけて得た事実について話し合う中で自分や他者の気付きを捉え、主に差異点や共通点を基に問題を見いだし、解決していく活動を位置付ける。その際、科学的に結論を導き出せる適切な問題を設定できるようにする。
実験で得た結果を、問題の視点で分析して解釈し、自分の考えをもち、その内容を記述する 観察や実験結果の具体的な数値や、それを分析した内容などを根拠として表現する活動を位置付ける。その際、何を結論の根拠としているのかを明らかにし、より妥当な考えをつくり出せるようにする。

児童質問紙調査の結果

「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 毎日朝食を食べる
○ 毎日同じくらいの時刻に就寝・起床する  
○ 将来の夢や目標を持っている  
○ いじめがどんな理由があってもいけない  

○ 人の役に立つ人間になりたい  
○ 学習の中でPC・タブレットなどのICT機器を使うのは勉強の役に立つ

全国と比較して、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 自分にはよいところがある

○ 自然の中で遊ぶことや自然観察をすることがある

○ 地域の大人に、授業や放課後などで勉強やスポーツを教えてもらったり、一緒に遊んでもらったりすることがある 

○ 今住んでいる地域の行事に参加している 

○ 地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがある 

○ 5年生までに受けた授業で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している 

○ 授業中に自分で調べる場面で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している 

○ 学校で、学級の友達と意見を交換する場面で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している 

○ 学校で、自分の考えをまとめ、発表する場面で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している

○ 5年生までに受けた授業で、自分の考えを発表する機会では、自分の考えがうまく伝わるよう、資料や文章、話の組立てなどを工夫して発表した 

○ 道徳の授業では、自分の考えを深めたり、学級やグループで話し合ったりする活動に取り組んでいる

「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の回答割合が高い項目

● 困りごとや不安がある時に、先生や学校にいる大人にいつでも相談できる

● 新聞を読んでいる  

● 読書が好きである

町内中学校3年生の結果

実施学校数・生徒数

1校・25名

国語の結果

全国平均と同程度である

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
自分の考えが分かりやすく伝わるように表現を工夫して話す ICT機器を活用してスピーチの様子を動画で記録し、話し方を振り返ったり、工夫したことの効果を確かめたりするなどの活動を位置付ける。その際、聞き手の関心や情報量を考慮して話す内容や話し方を検討したり、考えた工夫とその意図を伝え合い、実際に声に出して試しながら交流したりできるようにする。
自分の考えが伝わる文章になるように、根拠を明確にして書く 資料から必要な部分を引用して自分の考えを伝える文章を書き、互いに読み合うなどの活動を位置付ける。その際、根拠を文章の中に記述する必要があることを理解させ、根拠の記述に当たって、複数の事例や専門的な立場からの知見を引用できるようにする。

数学の結果

全国平均を下回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
目的に応じて式を変形したり、その意味を読み取ったりして、事柄が成り立つ理由を説明する 事柄が一般的に成り立つ理由を、構想を立てて説明する活動を位置付ける。その際、文字式や言葉を用いて根拠を明らかにする場面を設定するなど、説明を洗練させていくことができるようにする。
データの傾向を的確に捉え、判断の理由を数学的な表現を用いて説明する 複数のデータの特徴を比較して話し合う活動を位置付ける。その際、複数のデータを比較して、それぞれの分布の様子などの特徴を読み取った上で、自分の考えの根拠を最大値、最小値、範囲、累積度数などといった指標を用いて記述できるようにする。

理科の結果

全国平均をやや下回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
課題に正対した考察を行うためのグラフを作成する 課題に立ち返りながら考察を行うために、どのようなグラフを作成すればよいかを検討する活動を位置付ける。その際、グラフの横軸である「変化させる量」と縦軸である「変化した量」が何に当たるかを考え、グラフを作成できるようにする。
状態変化に関する知識及び技能を活用して液体が気体に変化することによって温度が下がる身近な現象を捉える  状態変化に関する知識と身近な現象を関連付けて探究する活動を位置付ける。その際、乾湿計の乾球と湿球に温度差が生じる現象やアルコール消毒で手が冷たくなる現象など、温度が下がる現象と状態変化の知識を関連付けながら概念を理解できるようにする。

生徒質問紙調査の結果

「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 毎日朝食を食べる 

○ 毎日同じくらいの時刻に起床する

○ 自分でやると決めたことをやり遂げるようにしている

○ 友達と協力するのは楽しいと思う

○ 2年生までに受けた授業で、PC・タブレットなどのICT機器を使用した 
○ 学習の中でPC・タブレットなどのICT機器を使うのは勉強の役に立つと思う

全国と比較して、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 家で自分で計画を立てて勉強している 

○ 自然の中で遊ぶことや自然観察をすることがある

○ 地域の行事に参加している 

○ 地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがある 

○ 学校で、授業中に自分で調べる場面で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している 

○ 学校で、学級の友達と意見を交換する場面で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している 

○ 学校で、自分の考えをまとめ、発表する場面で、PC・タブレットなどのICT機器を使用している 

○ 理科の授業の内容はよくわかる 

○ 理科の授業で学習したことは、将来、社会に出たときに役に立つと思う

「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の回答割合が高い項目

● 新聞を読んでいる

● 読書が好きである

● 地域の大人に、授業や放課後などで勉強やスポーツを教えてもらったり、一緒に遊んでもらったりすることがある

お問い合わせ

教育委員会
TEL:(0982)87-3807
FAX:(0982)87-3814

このページの
先頭へ戻る