本文へ移動

令和5年度全国学力・学習状況調査の概要について

公開日 2023年8月31日

 

令和5年度全国学力・学習状況調査における日之影町立小・中学校の結果についてお知らせします。

1 実施日及び調査内容

(1) 実施日   令和5年4月18日(火)

(2) 調査内容  小学校6年生:国語、算数、児童質問紙 

                             中学校3年生:国語、数学、英語、生徒質問紙

2    町内小学校6年生の結果

実施学校数・児童数

3校・29名

国語の結果

全国平均をやや上回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
互いの立場や意図を理解する 話合いを通して、互いの意見の共通点や相違点、利点や問題点等の様々な視点で整理し、自分と相手の立場や意図を理解し、説明する活動を位置付ける。
文章から必要な情報を読み取り、条件に沿ってまとめて書く 各教科等の指導を通して、多様な情報から必要な情報を選択し、自分の考えと合わせて書く活動を位置付ける。その際、自分が書いた文章を客観的に分析し、相手に伝わる文章になっているかを吟味させるようにする。

算数の結果

全国平均をやや下回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
図形を構成する要素(角の大きさ等)について理解する  日常の具体的な場面に対応させながら、図形の構成について理解させる活動を位置付ける。その際、生活経験を想起させ、関連付けて考えられるようにする。
割合における基準量と比較量の関係について理解する 日常の具体的な場面に対応させながら、割合について理解させる活動を位置付ける。その際、生活経験を基にした判断と、割合を計算で求めた結果を関連付けて考えられるようにする。

児童質問紙調査の結果

「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 先生は、あなたのよいところを認めてくれている

○ 先生は、授業やテストで間違えたところや理解していないところについて、分

  かるまで教えてくれている

○ いじめは、どんな理由があってもいけない

○ 人の役に立つ人間になりたい

○ 国語の勉強は大切だ

○ 算数の勉強は大切だ

全国と比較して、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 読書は好き

○ 今住んでいる地域の行事に参加している

○ 地域や社会をよくするために何かしてみたい

○ 学校で、授業中に自分で調べる場面で、PC・タブレットなどのICT機器を

  よく使っている

○ 5年生までに受けた授業では、課題の解決に向けて、自分から取り組んでいた

○ 学級の友達との間で話し合う活動を通じて、自分の考えを深めたり、広げたり

  する

○ 学習した内容について、分かった点や、よく分からなかった点を見直し、次の

  学習につなげることができている

○ 学級生活をよりよくするために学級会で話し合い、互いの意見のよさを生かし

  て解決方法を決めている

○ 国語の授業の内容はよく分かる

○ 国語の授業で、言葉には、相手との好ましい関係をつくる働きがあることにつ

  いて学んでいる

○ 英語の勉強は大切だ

○ 将来、積極的に英語を使うような生活をしたり職業に就いたりしたい

「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の回答割合が高い項目

● 人が困っているときは、進んで助けている

● 困りごとや不安がある時に、先生や学校にいる大人にいつでも相談できる  

● 家で自分で計画を立てて勉強をしている

町内中学校3年生の結果

実施学校数・生徒数

1校・29名

国語の結果

全国平均をやや上回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
文章を意図合わせて推敲する 特に国語科の学習において、相手意識もちながら自分が書いた文章を推敲する活動を位置付ける。その際、自分が書いた文章を客観的に分析し、相手に伝わる文章になっているかを吟味させるようにする。
漢字の習得 国語科の学習を中心に、漢字に出合う際には漢字がもつイメージと合わせて習得させたり、意識して漢字を使ったりするように指導する。その際、自分が意図した感じの活用がなされているかを確認させるようにする。また、教師による確認や指導を継続する。

数学の結果

全国平均をやや下回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
データの傾向を的確に捉え、判断の理由を数学的な表現を用いて説明する 複数のデータの特徴を比較して話し合う活動を位置付ける。その際、複数のデータを比較して、それぞれの特徴を読み取った上で、自分の考えの根拠を記述できるようにする。
2つの直線が平行であることを、ある条件をもとに証明する 複数のデータの特徴を比較して話し合う活動を位置付ける。その際、導入段階で既習事項を確認したり、根拠の表現が十分であるかを確かめたりするなど、記述した文章を吟味することができるようにする。

英語の結果

全国平均を下回っている

(課題と指導のポイント)

課 題 授業での指導例
目的に応じて読解する あるキーワードに関する文章を要約する活動を位置付ける。その際、何度も繰り返し英文を聞いたり、発話したりするなど、一単位時間に英語に親しむ時間を確保するようにする。
書き手の立場で文章を推敲したり、補ったりする  不完全な英文を修正したり、補ったりする活動を位置付ける。その際、友だちやALTとペアになり、正確な英文になっているか吟味できるようにする。

生徒質問紙調査の結果

「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 朝食を毎日食べている

○ 毎日、同じくらいの時刻に起きている

○ 学習の中でタブレットなどのICT機器を使うのは勉強の役に立つと思う

○ 国語の勉強は大切だ

○ 国語の授業で学習したことは、将来、社会に出たときに役に立つと思う

○ 数学の勉強は大切だ

全国と比較して、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答割合が高い項目

○ 自分には、よいところがある

○ 先生は、授業やテストで間違えたところや、理解していないところについて、

  分かるまで教えてくれている

○ 人が困っているときは、進んで助けている

○ 学校に行くのは楽しい

○ 今住んでいる地域の行事に参加している

○ 外国の人と友達になったり、外国のことついてもっと知ったりしてみたい

○ 日本やあなたが住んでいる地域のことについて、外国の人にもっと知ってもら

  いたい

○ 2年生までに受けた授業で、タブレットなどのICT機器をよく使用した

○ 学習した内容について、分かった点や、よく分からなかった点を見直し、次の

  学習につなげることができる

「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の回答割合が高い項目

● 困りごとや不安がある時に、先生や学校にいる大人にいつでも相談できる

● 英語の授業の内容はよく分かる

● 1、2年生のときに受けた授業では、聞いたり読んだりしたことについて、そ

  の内容を英語で書いてまとめたり自分の考えを英語で書いたりする活動が行われ

  ていた

お問い合わせ

教育委員会
TEL:(0982)87-3807
FAX:(0982)87-3814

このページの
先頭へ戻る