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石垣の村

公開日 2016年3月9日

戸川地区は日之影川に沿ってたたずむ戸数7戸の小さな集落で、見事なほどに膨大な石垣が棚田を守るように続いています。戸川地区は「石垣の村」とも呼ばれ、この景観の素晴らしさは「日本の棚田百選」に選定されています。

村の歴史は定かではなく、孤立したこの集落の人々は自然石に守られ、代々自給自足で生活してきたといいます。残された記録によれば、最も古い石垣は嘉永から安政年間に築かれたもので、この記録に記された石工は江戸城の修復にも招かれています。

村の中心部には軽食と宿泊研修施設を兼ねた石垣茶屋が整備され、4月末の棚田まつりでは多くの人が訪れます。

石垣茶屋については、下記URLでご確認ください。

https://hinokagecho.com/ishigakichaya.html



石蔵
7戸の家それぞれに石をけずり積みかさねた石蔵がある。
石組みの変化
宅地や連絡道のために大小の石をうまく組合せ築き上げた石垣、一見無造作に見える石組みの変化は見ていてあきることがない。

石段石垣と石垣の間の石段が住居への通路となっている。
石垣ツタかずらや苔むす石垣がなんとも風情をかもしだす。

水車跡水車跡の石組み、四角な穴のところが水車の軸受けとなり、水車を回した水は石組みの中を地下の排水口から外に出る仕組みとなって周囲に水が飛び散らない。


耕地
急斜面に見事なばかりに自然石を積み重ね耕地を拓いている。


 

この記事へのお問合せはこちらへ
石垣茶屋 電話:0982-87-2295
日之影町村おこし総合産業株式会社 電話:0982-87-2491

お問い合わせ

地域振興課
TEL:(0982)87-3801
FAX:(0982)87-3810

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