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帯状疱疹定期予防接種について

公開日 2025年3月21日

令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンの定期接種を開始します。

 帯状疱疹ワクチンは、国において予防接種法に基づく「定期予防接種」に位置付られたことから、高齢者等の重症化予防を目的として、令和7年4月1日から定期接種を開始します。これに伴い、帯状疱疹任意接種費用助成事業は終了します。対象者へは、案内のハガキが順次届きます。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルス(水ぼうそう)にかかった後、生涯にわたって神経に潜伏感染しているウイルスが、加齢・疲労・免疫抑制状態などによる免疫力低下によって再活性化して起こります。主な症状は、体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹(水泡形成)が起こります。帯状疱疹が頭部、顔面に出ると、目や耳の神経が障害され、めまいや耳鳴りなどの合併症、重症化すると視力低下や顔面神経痛など重い後遺症が残ることがあります。また、帯状疱疹が治った後も長期に痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と言われ、日常生活に支障をきたすこともあります。

 

定期予防接種の対象者

 過去に帯状疱疹ワクチンを接種したことがなく、当該年度において以下の年齢となる方が対象です。

  制度内容
接種対象者

1.65歳(年度年齢)の方

2.接種当日に60歳以上~65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方

経過措置

・令和7年度から令和11年度(5年間)の各年度において、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方

・101歳以上となる方(令和7年度に限る)

令和7年度の対象者

年齢 生年月日
65歳   昭和35年4月2日~昭和36年4月1日  
70歳   昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
75歳   昭和25年4月2日~昭和26年4月1日
80歳   昭和20年4月2日~昭和21年4月1日
85歳   昭和15年4月2日~昭和16年4月1日
90歳   昭和10年4月2日~昭和11年4月1日
95歳   昭和  5年4月2日~昭和  6年4月1日
100歳   大正14年4月2日~大正15年4月1日
101歳以上   大正14年4月1日以前に生まれた方

※上記対象者に加え、接種当日60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方も対象です。

 

ワクチンの種類と自己負担額

 ワクチンには2種類あり、いずれも重症化予防効果があります。接種対象者は以下の自己負担額を受診時に医療機関へ直接お支払いください。

ワクチンの種類

乾燥弱毒性水痘ワクチン

(生ワクチン)

乾燥組換え帯状疱疹ワクチン

(不活化ワクチン)

予防効果 約5年間持続 約10年間持続
接種回数 1回接種 2か月の間隔で2回接種
自己負担額 2,500円×1回 6,500円×2回

 

※生活保護世帯の方は接種費用が全額助成されます。

 

令和7年度 接種期間

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

※不活化ワクチンを接種される方は、2回接種が必要なため、遅くても令和8年1月頃には接種を開始する必要があります。

接種方法

県内医療機関(医師会加入)での個別接種

※予約が必要な医療機関もありますので、個人で予約し接種を受けてください

※県外医療機関で接種を希望される方は、事前に保健センターへご連絡ください

接種当日に医療機関に持参するもの

・健康保険証、マイナンバーカードなどの本人確認書類   ※接種対象者に該当される方は、上記に加えて身体障害者手帳

予診票(保健センター窓口または郵送で配布)

対象外の方

  • 今までに帯状疱疹ワクチンの予防接種を受けたとこのある方
  • ご自身で接種の意思表示が出来ない方
  • 接種期間外、対象年齢外の方

注意事項

  • 令和6年度に不活化ワクチンを1回のみ接種した方は、令和7年度に限り2回目を助成しますので、該当の方はご連絡ください。
  • 令和7年度定期接種の対象者がすでに一部の接種を任意接種として行った場合は、残りの接種を定期接種として扱います。
  • 帯状疱疹にかかったことがある方も、本人が希望する場合は定期の対象となります。
  • 不活化ワクチンの2回目の接種日が定期接種の期間外となった場合は、定期接種として認められません。
  • ワクチンの交互接種はできません。(例:1回目不活化ワクチン、2回目生ワクチン)
  • 生(水痘)ワクチンと他の注射生ワクチンの接種は27日以上の間隔をおく必要があります。
  • この予防接種は、自らの意思で接種を希望する方に実施するものです。個人の重症化予防を目的としており、接種の努力義務はありません。

帯状疱疹チラシ[PDF:308KB]

帯状疱疹ワクチンの情報

帯状疱疹ワクチンの詳しい情報については、厚生労働省ホームページ「帯状疱疹ワクチン」をご覧ください。

厚労省リーフレット1厚労省リーフレット2

 

お問い合わせ

保健センター
TEL:(0982)73-7533
FAX:(0982)73-7543

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